01.検査項目と料金の確認

検査料金の一覧

検査料金一覧表
全検査の料金を記載しております。

各検査の内容、料金、報告書等の詳細は下記の検査項目をお選びください。
なお、料金は、コース(検査期間)によって加算がございます。

HLA遺伝子型検査(NGS法) HLA遺伝子型検査(Luminex法) HLA抗体検査
移植後キメリズム検査 コース・検査期間

HLA遺伝子型検査 high resolution(NGS法)

検査方法と報告書(サンプル)

NGS法により、塩基配列を解析しHLA遺伝子型を決定します。HLAの11座を同時にタイピングすることで移植医療や様々な疾患との関連研究に役立ちます。

HLA遺伝子型タイピング検査:NGS法報告書サンプル [PDF]

※ NGS法:次世代シーケンサー(Next Generation Sequencing)を用いた検査法

検査項目と料金

HLA-A,B,C,
DRB1,DRB3/4/5,DQA1,DQB1,DPA1,DPB1
遺伝子型検査(11座)

原則として、HLA遺伝子型第3区域までの結果をご報告します。
検査料金一覧表

検査期間

HLA遺伝子型検査(NGS法)は検査結果報告スケジュールを参照

HLA遺伝子型検査 mid-high resolution(Luminex法)

検査方法と報告書(サンプル)

HLA遺伝子型検査では、PCR※1で数千億倍に増幅させたDNAを、プローブ※2が固定されたビーズとハイブリ※3させ、その蛍光強度を数値化。専用の解析ソフトで反応データのパターン解析を行いHLA遺伝子型を特定します。
また、がんに特異的な(正常細胞には無くて、がん細胞だけがもつ)ペプチドを摂種して抗-がん効果を高める治療法が研究されています。ペプチド・ワクチンはある特定のHLAに効くように開発されており、HLA遺伝子型検査が必須となっています。

HLA遺伝子型タイピング検査:Luminex法報告書サンプル [PDF]

※1 PCR=Polymerase Chain Reactionの略。DNAを部分的に増幅させる方法。
※2 プローブ=変異部分を含む長さの短いDNAのこと。
※3 ハイブリ=ハイブリダイゼーションの略。増幅DNAとプローブを相補的に結合させること。

検査項目と料金

HLA-A,B,C,DRB1 遺伝子型検査

日本列島人に0.01%以上のHLAアレルを第2区域での表記でご報告します。
検査料金一覧表

HLA-A,B,C
DRB1,DQA1,DQB1,DPA1,DPB1 各遺伝子型検査

ナルコレプシー診断(HLA-DRB1,DQB1遺伝子型検査)

HLA抗体検査 HLAミスマッチ移植・臓器移植

検査方法と報告書(サンプル)

造血幹細胞移植・臓器移植患者の移植前血漿中にドナー特異的抗体(DSA)が存在すると拒絶のリスクが高まります。HLA抗体検査では高感度で抗体検出が可能なLuminex法を用いて検査を行います。

HLA抗体検査報告書サンプル [PDF]

CROSS REACTIVE MAP [PDF]

  • ※ Luminex法:血清又は血漿中のHLA抗体を、HLA抗原が固定されたビーズと反応させた後、蛍光標識抗体を結合させ、その蛍光強度を数値化し、専用の解析ソフトでHLA抗体を検出(スクリーニング検査)し、その特異性を同定(同定検査)します。従来のLCT法の1000倍の検出感度があります。

検査項目と料金

スクリーニング検査(Panel Reactive Antigen)

ClassI 55種、ClassII 35種の抗原beadsを用いHLA抗体の有無を検査します。
検査料金一覧表

同定検査 (Single Antigen)

Single Antigen beadsを用い、HLA抗体の特異性の同定をClass毎に行います。ご依頼時に患者さんとドナー候補(複数でも可)のHLAタイピングデータをお知らせいただくことで、バーチャル・クロスマッチの詳細なコメントをさせていただきます。
    ※ HLA ClassⅠ抗体又はClassⅡ抗体検査ごとの検査料金です。
    両方を検査するときは上記の2倍になります。

移植後キメリズム検査 移植後の生着確認検査

検査方法と報告書(サンプル)

複数のマイクロサテライト多型を用い、造血幹細胞移植後の生着確認検査を行います。
検出限界感度は5%以下となります。
細胞分画後のキメリズム検査も行っています(別途分画費用が必要です)。

移植後キメリズム検査報告書サンプル [PDF]

検査項目と料金

移植後キメリズム検査*1

検査料金一覧表

T-Cell,B-Cell,NK-Cell,マクロファージ 各分画検査
+顆粒球分画検査*2

T細胞分画は抗-ヒトpan T mouse mAbを、B細胞分画はCD19 mAbを、NK細胞分画はCD56 mAbを、Macrophage分画はCD14 mAbを標識した磁気ビーズで得ています。

リンパ球分画検査+顆粒球分画検査*2

リンパ球分画は比重分別法(Ficoll)の単核球層をリンパ球としています。

*1 特に記載が無く、血液(全血)と骨髄血の判別が困難な場合、血液(全血)として取り扱わせていただきます。
*2 各分画での検査を実施した場合、顆粒球分画検査も併せてご報告させていただきます。
(比重法(Ficoll)で分離した単核球層以外の有核細胞を顆粒球分画としています。)

コース・検査期間

検査方法と報告書

各検査をご依頼される際に、コース(検査期間)の選択が可能です。

標準コース

検体到着から5日目 検査料金一覧表

至急コース

検体到着から3日目

※休業日(土・日・祝祭日・年末年始)を除く

※下記の理由により記載の報告期限より遅延する場合がございます。
・検査に必要なDNA濃度が得られなった場合
・低頻度のHLAアレル検出により確認検査が必要な場合 等
その際は別途、連絡させていただきます。ご理解賜りますようお願い申し上げます。

このページの最初へもどる